日本らしい温泉旅行を外国人妻と楽しむ

家族で、箕面温泉スパーガーデンに行きました。うちの家族は、アメリカ人妻、ハーフの子供、上の子が10歳で下の子が7歳、そして母も一緒についてきました。帰国してすぐにホリデー　日帰り旅行にみんなで参加してそこでの体験が大変楽しかったので、少し遠出もしてみようということになりました。季節は3月の中旬でまだ肌寒かったですが、一泊二日の旅行にしました。久々にアメリカからの帰省に母も大喜びで、アメリカで育った子供たちにどうしても大きなスパーガーデンを見せたかったのが一番の理由でしたが、箕面スパーガーデンは母が一度仕事関連で利用したこともあり、薦められました。

大阪にある箕面温泉スパーガーデンは、阪急電車の宝塚本線の箕面線の最終駅を降りて、ゆるやかな坂道をあがって、頂上付近に箕面スパーガーデンがあります。宿泊施設である箕面スパーガーデンから、小川が堤防で囲まれた坂道を上に登って行くと、頂上に滝があります。

頂上に行くまでにそれほど商業施設はなく、自然を楽しむという感じの坂道です。頂上付近には、サルがいるから注意したほうが良い！とアドバイスされ、子供たちは、自然のサルを見たくてワクワクしていました。残念ながら、その日にサルは一匹もおりておらず残念でした。食事はバイキングスタイルで、洋食、和食、中華と自分に好きなものが好きなだけとれるスタイルで、かなり家族みなお腹一杯食べて、楽しむことができました。

温泉に入りに来たことは言うまでもありませんが、ありとあらゆる温泉があって、すごく楽しめました。僕は肌に良いという乳濁職の温泉が適度の温度で、一番楽しめました、うちの息子は打たせ湯が大変気に入って、ずーっと打たれていました。アメリカにはこのような施設がないので興味を持ったようです。

大浴場はものすごく大きくて、階段で下まで行くような場所もあり、裸で歩き回るのに慣れていない私は少し恥ずかしかったです。やはり大浴場と言うだけあって、深くて広い場所もあり、人がいなくなったときにうちの息子と一緒に泳いではしゃぎました。平日だったのであまり混んでなかったことは幸いでした。

また、家族専用の貸し切り用の露天風呂もあったので30分間、貸し切りました、家族4人で入ったのですが、お風呂も全ひのきで、ひのきのいい香りが暖かい空間にひろがっていました。また、まだ薄明るい山々の木々が下に広がり、鳥のさえずる声も聞こえ、最高のひと時を家族で過ごすことができました。あと、昔はやったファミコンもおいてあり、昔を思い出していろいろゲームを子供たちと一緒に楽しみました。

僕と息子はそうでもないですが、うちの奥さんは金髪のアメリカ人ということもあり、とにかく目立っていました。奥さん曰く、温泉に娘とは言っているときに、おばあさん達にものすごくジロジロ見られたそうです。それに、髪の毛をゴムで縛っていなかったみたいで、怒られたそうです。僕自体も、女性は温泉に入るとき長い髪を束ねないといけないとは知らなかったので、アドバイスのしようもなかったです。

困ったことは、うちの娘がピーナッツと卵アレルギーなのですが、その当時、そのレストランでは、アレルギーの使用報告のラベルもなかったので、娘の食事には非常に気を使いました。何もなく済みましたが、もう少しそういう配慮があればもっと楽しく食事もできたと思います。少し日本はアレルギー対応について遅れているように感じました。

感動したことは、うちの娘がその旅館で宿題の絵日記を嬉しそうに書いていたことです。うちのは母親を含めた家族の絵を描いていました。みんな当然ですが、笑顔で浴衣を着ていました。でも、娘の絵日記には着物と書いていました。温泉でみな裸でお風呂に入ったことは楽しかったようで、気持ち良く過ごせたとあり、父親としてうれしかったです。